ここではメソッドについてまとめました。
オブジェクト・プロパティと並んでVBAの文法を学ぶ上でも大切な内容ですので、ここで一通り確認しておきましょう。
メソッドとは
メソッドとはオブジェクトに対して動作指示する命令のことです。
具体的には、セルの選択、コピー、削除などがあります。
メソッド名 | 意味 |
Select | 選択する |
Copy | コピーする |
Clear | 削除する |
メソッドとは|具体的な使い方
やはり考え方よりも具体例を見た方が理解しやすいです。
順番にご説明しますね。
セルA1を選択したいとき
コードの内容は次の通りです。
Range("A1").Select
オブジェクトの後ろにつけて、何をしたいかを記述します。
”セルA1(オブジェクト) を 選択する(メソッド)”といった内容です。
つぎに、セルA1をコピーしたいときの例をみておきましょう。
セルA1をコピーしたいとき
コードの内容は次の通りです。
Range("A1").Copy
こちらもオブジェクトの後ろにつけて、何をしたいかを記述します。
”セルA1(オブジェクト) を コピーする(メソッド)”といった内容です。
考え方は先ほどと同じですね。
では念のため、セルA1を削除したいときの例もみておきましょう。
セルA1を削除したいとき
コードの内容は次の通りです。
Range("A1").clear
こちらも同じようにオブジェクトの後ろにつけて、何をしたいかを記述します。
”セルA1(オブジェクト) を 削除する(メソッド)”といった内容です。
なんとなくメソッドの使い方をご理解いただけましたでしょうか?
まとめ
今回はメソッドと具体的な使い方についてご紹介しました。
オブジェクト、プロパティと同様にメソッドも使っていくうちに慣れてくると思います。
今回ご紹介した他もいろいろなメソッドがありますので、使い方に慣れてきたら新しいメソッドにも挑戦していきましょう!