【Excel VBA入門】演算子の種類と使い方

記述編

コード書くうえで必要な演算子をご紹介します。
いろいろな種類がありますので、基本的な使い方をおさえておきましょう。

連結演算子

2つ以上の文字列を連結するさいにつかう演算子です。

演算子内容使用例結果
&文字の結合“文字を” & “つなげます”文字をつなげます

算術演算子

四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)などの算術的な計算をおこなうための演算子です。

演算子内容使用例結果
+足し算1 + 23
引き算2 – 11
/割り算6 / 23
*掛け算5 * 210
^べき乗2 ^ 38
\割り算の整数部分5 \ 22
Mod割り算の余り部分10 Mod 31

比較演算子

2つの値の比較をして、結果を真偽値(「True」もしくは「False」)で表す演算子です。

演算子内容使用例結果:「True」or「False」
=等しい3 = 3True
>より大きい3 > 5False
<より小さい3 < 5True
>=以上1 >= 2False
<=以下1 <= 2True
<>等しくない2 <> 3True
Isオブジェクトの比較A Is Nothing(Aにオブジェクトが設定済)False
A Is Nothing(Aにオブジェクトが未設定)True
Like文字一致ABC = Like “AB?”(?は任意の一文字)True
ABC = Like “A*”(*は任意の文字)True
ABC = Like “AB#”(#は数値)False

論理演算子

2つ以上の値の比較をして、結果を真偽値(「True」もしくは「False」)で表す演算子です。

演算子内容使用例結果:「True」or「False」
Andすべての条件を満たす10 = 10 and 10 and 10True
10 = 10 and 10 and 5False
Orいずれかの条件を満たす10 = 10 or 5True
10 = 2 or 8False
Not条件を満たさないNot 10 = 5True
Not 10 = 10False

まとめ

条件分岐などで処理をすすめたいときなどに演算子をつかいます。

コードを書くときに一覧表を参照すれば大丈夫ですので、学びはじめの段階でこちらでご紹介した内容をいきなりすべて覚える必要はないです。

まずはどんなことができるかイメージをつかんでいただいて、コードを書きながら覚えていただく感覚でいいかと思います。

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