「Power Automate Desktop」のアクション「マクロの実行」について、具体例をつかって解説をします。
アクションの基本
Excel インスタンスのドキュメントで指定されたマクロを実行します。
![](https://gakushikiweblog.com/wp-content/uploads/2022/03/image-58-1024x696.png)
Excel インスタンスで指定したExcel ファイルには、あらかじめこのようにマクロを2つ作成してあります。
Sub test1() MsgBox ("これはマクロ「test1」です") End Sub
Sub test2() MsgBox ("これはマクロ「test2」です。") End Sub
こちらが実行結果です。
パラメーターの選択「マクロ」で入力した「test1」を実行していることが確認できます。
![](https://gakushikiweblog.com/wp-content/uploads/2022/03/image-59.png)
Excel インスタンス
アクション「Excel の起動」や「実行中の Excel に添付」で取得した変数を入力します。
マクロ
マクロのプロシージャ名を入力します。
プロシージャ名とは、いわゆる「マクロの名前」のことです。
Excel マクロの決め事のひとつとして、プログラムの処理内容に名前を付ける必要があります。
具体的には「Sub プロシージャ名()」と「End Sub」の間にプログラムを記述することによってマクロを作成します。
例えば、こちらのマクロの場合、プロシージャ名は「test1」です。
Sub test1() MsgBox ("これはマクロ「test1」です") End Sub
なお、マクロの内容としてはメッセージボックスを表示させる設定をしています。
その他の「Excel」に関するアクションはこちらをご覧ください。