【Power Automate Desktop】Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得

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「Power Automate Desktop」のアクション「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」について、具体例をつかって解説をします。

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アクションの使い方

アクティブなワークシートの最初の空の列や行を取得します。
これは、既にデータが含まれているワークシートに新しいデータを追加する場合に便利です。

ここでの「最初の空の列」とは、ワークシートに入力されているデータに対して、データが入力されている列の「次の列」を指します。

また、おなじ考え方で「最初の空の行」とは、ワークシートに入力されているデータに対して、データが入力されている行の「次の行」を指します。

具体的にはこのような形になります。

なお、ワークシートが複数あるExcel ファイルを指定した場合、アクティブなワークシートの値が取得されます。

実行結果の確認

具体例をもちいて紹介します。

ループなどの「繰り返し処理」や「新規データの追加」などで利用場面がおおいアクションになるかと思いますので、いくつかの例をとおしてデータと取得値を確認しておきましょう。

パターン1|ふつうのリスト

こちらはワークシートの左上から始まっている一般的なリストです。

取得値は以下のとおりです。

変数取得値備考
FirstFreeColumn3C列
FirstFreeRow77行

パターン2|左上から始まっていないリスト

こちらはワークシートの左上から始まっていないリストです。

取得値は以下のとおりです。

変数取得値備考
FirstFreeColumn5E列
FirstFreeRow1010行

パターン3|バラバラなデータ

こちらはリスト形式ではなく、不均一な形でデータが入力されている状態です。

取得値は以下のとおりです。

変数取得値備考
FirstFreeColumn7G列
FirstFreeRow66行

パターン4|単一のデータ

リスト形式ではなく、単一のデータが入力されている状態です。

取得値は以下のとおりです。

変数取得値備考
FirstFreeColumn7G列
FirstFreeRow55行

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