【Power Automate Desktop】If|Else if|Else

PAD

「Power Automate Desktop」のアクション「If」「Else if」「Else」について、具体例をつかって解説をします。

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できることの具体例

こちらのアクションは組み合わせて使用しますので、まとめてご紹介します。

項目内容
Ifこのステートメントで指定した条件を満たす場合に実行する、アクションのブロックの開始を示します。
Else if前の IF ステートメントで指定した条件を満たしていないが、このステートメントで指定した条件を満たす場合に実行する、アクションのブロックの開始を示します。
Else前の If ステートメントで指定した条件を満たさない場合に実行する、アクションのブロックの開始を示します。

こちらは条件判定が上から順におこなわれる点にご注意ください。

(参考:【Power Automate Desktop】Switch|Case|Dafault case

変数「NewVar」の値Ifの条件設定メッセージを表示
12>= 1010 以上です。
7>= 55 以上です。
3Elseいずれの条件にも該当しません。

作成方法やアクションの使い方

ご紹介した例の具体的な作成方法はこちらをご覧ください。

手順1|変数の設定

ここでは変数「NewVar」の値を「12」に設定しています。

手順2|If

手順1で設定した変数を比較対象とした条件設定をおこないます。
ここでは「10以上である」と指定をしています。

つぎに「10以上である」場合におこなう処理を設定します(今回の例ではメッセージを表示)。

手順3|Else if

手順2の条件に該当しない場合、手順1で設定した変数を比較対象とした条件設定をおこないます。
ここでは「5以上である」と指定をしています。

つぎに「5以上である」場合におこなう処理を設定します(今回の例では非該当)。

手順4|Else

「Else」を設定します。ここでの値の入力は不要です。

手順2および手順3で設定した条件のいずれにも該当しない場合の処理を設定します(今回の例では非該当)。